なぜテレワークは長時間労働になってしまうの?働き方を見直す方法
テレワークを始めてから長時間労働になってしまっていませんか?
テレワーク3年目の筆者も、頻繁に長時間労働をして睡眠不足になっていました…。
会社で仕事をしていれば退社と共にプライベートに切り替えられますが、自宅だとそう簡単ではありません。
そこで今回は、テレワークが長時間労働になりやすい原因と対策をお話しします。
テレワークの働き方に悩む方は、参考にしてくださいね。
テレワークが長時間労働に陥りやすい3つの原因
テレワークが長時間労働になってしまう原因は、主に3つです。
仕事とプライベートの境界があいまいになる
自宅でのテレワークは洗濯物を干したり、晩ご飯の準備を始めたりと家事に手を出してしまいがち。
そうすると、時間内に終わりません。
一度子供が寝た後に仕事することを覚えると、「夜に仕事すればいいか」という思考になってさらに悪循環に陥ります。
成果で評価される
テレワークは働いている姿を見られないので、成果で評価されます。
「上司はこれで評価してくれるかな?」「会社にいたときと同じように結果を出さなければ」という思いから働きすぎてしまうのです。
上司やチーム間のコミュニケーションが難しい
テレワークでは電話やメールで会話するため、うまく意思疎通ができないケースがよくあります。
顔を合わせないため、対面で話すとき以上に丁寧に相手に伝える努力をしなければいけません。
働き過ぎは仕事にも健康にも悪影響
- 病気になるリスクが高まる
- 仕事の生産性が低下する
長時間労働は、うつ病や脳卒中などの病気発生率を高めるリスクがあります。
また、長時間労働による睡眠不足は、集中力やモチベーションの低下の原因の一つです。
テレワークで成果を最大限に発揮するには、規則正しい生活リズムで仕事しなければいけません。
テレワークによる長時間労働を見直す方法
テレワークをうまく進めるには、自己管理能力を高める必要があります。
仕事とプライベートの時間を区別してセルフマネジメント
仕事の開始時間と終了時間を1日の最初に決めて、仕事とプライベートの時間を区別しましょう。
仕事を始める前に1日のタスクと終了時間を書き出し、終業後はPCを触らないようにします。
テレワーク中に家事をしなくていいように洗濯物は夜に干す、ロボット掃除機を購入する、料理はミールキットを活用するなど効率よく家事をする環境づくりも大切です。
コミュニケーションを取る時間をつくる
普段はメールやチャットツールがメインでも、説明が難しい場合はすぐにビデオ通話ができる環境を整えておくなど、ITツールを有効活用しましょう。
ファイルの共有はGoogleドライブやドロップボックス、タスク管理にはTrello(トレロ)など生産性を改善できるITツールはたくさんあります。
今の会社でまだ取り入れられていない場合は、導入を提案してみましょう。
長時間労働は自分にとってマイナス!
ただでさえ自宅でのテレワークは運動不足になりやすいのに、働きすぎると不健康へまっしぐら。
リフレッシュする時間もなくなると、生産性も悪くなります。
長時間労働を改善するには、自己管理が重要です!
ITツールの活用で生産性を高め、仕事とプライベートに時間をはっきりと区別して充実したテレワーク生活を送りましょう。